【忍城(埼玉県行田市)】多色エンボス箔で甦る“浮き城”の攻防――御城印「水攻めの印」

御城印「水攻めの印」/ 忍城 埼玉県行田市

埼玉県行田市の**忍城**に伝わる名高い合戦「忍城水攻め」を題材に、センサリー印刷の技術で立体的に表現した御城印「水攻めの印」。守る忍城は金のエンボス箔で輝かせ、攻める豊臣方の軍勢は黒箔で重厚に描き分け、歴史の緊張感と物語性を一枚に凝縮しました。

行田おもてなし観光局様が作製されました。

忍城水攻めについて

天正18年(1590)3月、豊臣秀吉による関東平定の途上、石田三成が軍勢を率いて忍城を包囲。全長約28kmにも及ぶ堤を築き、利根川・荒川の水を引き入れる大規模な水攻めが行われました。しかし忍城は容易に沈まず、「浮き城」としてその名を轟かせます。本御城印は、この前代未聞の攻防を象徴的に表現した一作です。

センサリー御城印(箔押し御城印)の特徴

・エンボス箔の城名:浮き城をイメージした忍城

忍城の城名は金のエンボス箔で表現。盛り上がる箔の質感が、水に浮かびながら耐え抜く城の姿を想起させ、光の角度によって表情を変えます。

・黒エンボス箔の武将紋

攻める豊臣方の軍勢を、あえて黒箔で統一。静かな迫力と緊張感を演出しています。

描かれている武将紋は;

石田三成 / 大谷吉継 / 長束正家 / 佐竹義宣 / 浅野長政 / 真田昌幸

制作のこだわり

本作では「対比」をテーマに、守る側と攻める側を金エンボス箔 × 黒エンボス箔で明確に描き分けました。紙の風合いと箔の立体感を最大限に活かし、視覚だけでなく触覚でも歴史を感じられる“センサリー御城印”に仕上げています。

授与情報

・販売場所:埼玉県行田市 忍城

・御城印名:水攻めの印

・御城印代:700円

まとめと次回予告

忍城が誇る「浮き城」の伝説と、豊臣方の執念を一枚に刻んだ御城印「水攻めの印」。歴史好きはもちろん、箔押し表現の奥深さを味わいたい方にもおすすめです。これからも、歴史とセンサリー印刷が融合した御城印をご紹介予定です。

センサリー御朱印(箔押し御朱印)の詳細については「こちら」をご覧ください。