デジタル箔押しを施した化粧品会社サボンの 2022年カレンダー

2023-02-2 ：MGI事例紹介（PaperSpecs記事2022年引用)

イスラエルのベリーパッケージング社はデジタル加飾を使って、花をテーマにした鮮やかなカレンダーを制作しました。

Be’eri Packaging Ltd.　ベリー パッケージング社

もしあなたがサボン（Sabonイスラエルの化粧品メーカー）で、植物の香りと質感にこだわったボディケア製品を販売しているなら、石鹸やローションの補充を促すために、花をテーマにしたカラフルなカレンダーを顧客の机の上に置くのはいかがでしょうか？サボンの社内デザイナーと密接に協力し、Sabai Sabai Design社と印刷会社Be’eri Packaging Ltd.は、製品に使われている植物の自然の美しさを、1年を祝う鮮やかなカレンダーに変身させました。

カレンダーのパッケージは、非コート紙にCMYKのオフセット印刷を施し、ポリマーベースのデジタル加飾機MGI Jet Varnish 3D with iFoilを使って表裏と側面に金箔のフィリグリーを施し、光沢を加えました。花のエレメントがカラフルなだけでなく、箔が心地よい触感を与えてくれています。

パッケージを裏返すと、封筒の形はレーザーでカットされたタブと溝で巧みに固定されており、糊は必要ありません。このタブをそっと引き離すと、まるで花が咲くように、封筒の内側のほぼ隅々まで、鮮やかな植物図鑑のようなイラストが広がるのです。ただし、中央にはカレンダーの組み立てに便利な図が描かれています。特にカレンダースタンドの組み立てに重宝しています。

カレンダーを構成する各パーツは、封筒の表面と同じカラフルなゴールド箔押しのタイトルイラストをあしらったレーザーカットのベリーバンドでしっかりと固定され、タブとスロットで連結される仕組みになっています。(腹帯の内側には、封筒の内側と同じ花柄をあしらい、ポップな印象に仕上げています。）

バンドを外すと、花でいっぱいのバスタブが現れ、ミシン目を使って花を抜き取ることができます。このバスタブは、メインのカレンダーカードの上のスタンドにぴったりと収まり、月日を祝う粋な演出が施されています。各カードの下部には横長のレーザーカットが施され、スタンドの突起に縦に並べられるようになっており、「SABON」の名前も前面に出ています。

オリジナルの記事はこちら。

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