【三重県鈴鹿市 神戸宗社】金色の輝きで祝う「御樋代木奉迎送行事」特別箔押し御朱印

2025-09-24 : 三重県鈴鹿市の古社神戸宗社様では、令和7年6月9日に斎行された「御樋代木奉迎送(みひしろぎほうげいそう)行事」を記念した特別なセンサリー御朱印(箔押し御朱印)を頒布されています。20年に一度の伊勢神宮式年遷宮に際し、神事として行われた祭礼の迫力と荘厳さを金箔で表現しました。記念性の高い一枚です。
神戸宗社について
三重県鈴鹿市に鎮座する神戸宗社は、伊勢神宮の皇大神宮旧地として知られる歴史ある古社です。主祭神は天照大神で、伊勢神宮創建に深く関わった皇女倭姫命がこの地に鎮座地を定めたと伝えられます。鈴鹿の総鎮守として古くから地域の信仰を集め、伝統ある例祭や季節ごとの行事を通じ、地元の人々に守られてきた神社です。
センサリー御朱印(箔押し御朱印)の特徴

「皇女倭姫命(やまとひめのみこと)」
御朱印の左側には、太一印の法被姿で御樋代木を曳く氏子衆と伊勢神宮の創建に深く関わったと伝わる「皇女倭姫命(やまとひめのみこと)」の気品ある姿が描かれています。神宮伝承の重要人物を配することで、この行事の由緒と伊勢との結びつきを象徴しています。さらに金箔で表現された雲や社紋が、祭礼の神聖な空気を際立たせています。
石取祭車と御神木トラック
御朱印の右側上部には石取祭車を飾る提灯や紙垂が金の細線で緻密に描かれ、祭礼の華やぎを表現しています。下部には「太一」ののぼりを掲げた御神木トラックと、それを先導する氏子衆が描かれ、厳かな行列の臨場感を伝えています。

制作のこだわり
センサリー印刷ならではの立体感を活かし、雲や社紋の箔押し部分は盛り上がり角度によって輝きを変え、行事の華やぎを一層引き立てます。エンボス箔押しされた社紋と、金箔の細線で描かれた提灯や紙垂の共存が見どころです。フルカラー印刷と金箔の繊細な共演により、写真のような臨場感を御朱印に封じ込めました。
授与情報
頒布場所:神戸宗社(鈴鹿市)社務所
頒布期間:令和7年9月14日より(予定数に達し次第終了)
初穂料:1,500円
まとめ
祭りの熱気と神聖さを一枚に収めた神戸宗社「御樋代木奉迎送行事」記念箔押し御朱印は、金箔の雲や石取祭車の提灯、皇女倭姫命の姿など、鈴鹿の伝統と伊勢神宮ゆかりの歴史を鮮やかに表現しています。現代のセンサリー印刷技術によって、手に取るたびに輝きを放ち、行事の荘厳な空気を永く伝える記念の御朱印です。
次回は、雨上がりを描いた谷中本妙院の多色エンボス箔御朱印事例をご紹介します。
センサリー御朱印(箔押し御朱印)の詳細については「こちら」をご覧ください。