フランスのSendToPrint社は、MGIデジタル加飾機の新エントリーモデルJETvarnish 3D ONEを採用し小ロット対応力を強化しました。

2021-05-19 :MGIケーススタディ紹介(オリジナル記事2021年)

「この機械を使うことで、印刷物に付加価値をつけ、他のプリンターとの差別化を図り、新しい仕事を獲得することができます。率直に言って嬉しいです!」。

SendToPrint社概要

所在地:フランス モンペリエ

業種: デジタルプリンター

設立: 1988年

従業員: 5人

売上: 約8,500万円

MGI JETvarnish 3D ONE設置: 2020年2月

SendToPrint社、フランス

SendToPrint社は、1988年に設立された大判印刷と小判印刷を専門とするデジタル印刷会社です。フランスの南部のモンペリエにあるこの印刷会社は、5人の従業員とCEOのティエリー シャニオロー氏で、年間約8,500万円の売上高を達成しています。

同社は小ロットで完成した印刷物を提供し差別化を図るため、MGIのデジタル加飾機JETvarnish 3D ONEを新たに導入しました。

「数年前からJETvarnishの機械に興味を持っていました」とSendToPrint社のCEOティエリー氏は言っています。「JETvarnish 3D ONEでようやく決心しました。このモデルは、当社の投資能力や工場の規模(デジタル印刷機と同じ大きさ)に適しています」。

SendToPrint事例2

デジタル加飾機が提供する強み

生産開始から15日目にして、JETvarnish 3D ONEはすでに名刺や招待状、高級チラシなどの仕上げに使われていました。「お客様には本当に喜んでいただいています。しかも、大規模な印刷会社では7日かかる部分ニスコーティングを、わずか48時間で作ることができます」。

「ソフトタッチのラミネーションを施した後、JETvarnish 3D ONEで2Dまたは3Dの部分UVニスを塗ります。ピーチスキンのラミネーションにより、ニスを付着させやすい下地となり、そのレンダリングにより最終的なコントラスト(マットな下地/光沢のあるニス)を高めることができます」。

この新しいマシンを導入して以来、ティエリー氏は完成度の高い使い方についていろいろなテストを行っています。その中で、シンプルな色の背景での光沢ニスの表現を特に高く評価しています。「例えば、ソフトタッチでラミネートされた黒いブランクシートに、ニスで文字だけを入れてみてください」。

「また、JETvarnish 3D ONEを使用することで、高級な砂糖入りアーモンドの菓子箱や、企業向けの特別試作ケースなど、ハイエンドなパッケージを極小ロットで提案することが可能になりました」。

「この機械を使うことで、印刷物に付加価値をつけ、他のプリンターとの差別化を図り、新しい仕事を獲得することができます。率直に言って嬉しいです!」。

小ロットの完成品を作る競争力

JETvarnish 3D ONEを使えば、印刷業者は時間的な制約や版やスクリーン生産コストを回避して、小ロットの完成品を作る競争力を持つことができます。このシンプルでコンパクトなソリューションは、小さな作業場でも簡単に導入でき、1種類の同じUVニスですべてのニーズをカバーすることができます。

これらの利点は、30年以上にわたって新しいデジタル印刷技術を追求してきたモンペリエの印刷会社SendToPrint社にとってすぐに魅力的なものとなりました。「JETvarnish 3D ONEを手に入れたことで、私たちはお客様に3Dニスを小ロットで提供できるようになり、付加価値のあるドキュメントフィニッシングサービスを提供できるようになりました。また、我々は再販のお客様にも対応しており、下請けも可能です」と、SendtoPrint社のセールス&マーケティングマネージャーであるステファニー シャニオロー氏は述べています。

SendToPrint事例1

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For more info http://www.mgi-fr.com

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