カナダの印刷後加工会社ベルモント・プレス社がカナダで初めてMGI JETvarnish 3D Evolutionを導入しました。

2021-10-21：MGIケーススタディ紹介（オリジナル記事2017年)

デジタルフィニッシングシステムは、印刷とパッケージングの中でも最も急速に成長している分野のひとつで、革新的でダイナミックなパフォーマンスを実現します。

ベルモント・プレスBelmont Press社概要

ベルモント・プレス社

ベルモント・プレス社は、特殊なフィニッシングサービスを提供することに誇りを持っています。1952年の創業以来、顧客のニーズに合わせて、最高の品質と、初めから完成までのハンズオン・クリエイティブ・サポートを提供してきました。当初はデュポン通りのガレージに1台のシリンダープレスを設置し、筋入れ、エンボス加工、ダイカットを行っていました。1991年にフィルムラミネーションとUVコーティングを行うCelloglas社を買収して以来、ベルモント・プレス社は、40インチBOBSTコンピュータ箔押し機、50インチBOBST箔押し機、BOBSTグルアー2台、Steinemannスポットコーター3台、Steinemannオーバーオールコーター、そして現在はMGIのJETvarnish 3D Evoを設備しています。

ベルモント・プレス社の社長であるポール・シェファー氏は、次のように語っています。

JETvarnish 3D Evolutionをポートフォリオに加えることで、お客様に提供する価値が高まり、ビジネス拡大のための新たな機会を得ることができます」。

デジタルフィニッシング

また社長の息子でマネジャーのジェミー・シェファー氏はJETvarnish 3D Evolutionについて次のように語っています。

「JETvarnish 3D Evolutionに惹かれたのは、私たちにとって必要不可欠な29×47インチのシートサイズを実現したからです。私たちは、デジタルだけでなくオフセット市場にもサービスを提供することができます」。

「また MGIプレスは、いくつかの理由で我々にとってエキサイティングなものです。素晴らしいテクノロジーが搭載されています」。

「具体的には、AISスキャニングユニットです。これは、私たちがデジタルフィニッシングの世界に進出するための重要な技術で、これを使い始めることができ、とても興奮しています」。　

「コロナユニットは、シートの表面エネルギーを変化させる機能を持っています。これは、私たちのビジネスの様々な形態に適用できます」。

「もちろん、バリアブルデータフォイルも素晴らしく、自分の名前がカードや個別のシートにフォイルされているのを見たくない人はいないでしょう」。

「UV厚盛ニスとその見当精度には感銘を受けました。デジタル印刷されたシートに完璧にレジストレーションされていて、高光沢レベルのUVニスが盛り上がり、それだけでかなりのインパクトがあります」。

試作品というお客様への新しいサービスを提供

「MGIプレスには、いままで私たちがお客様に提供できなかった多くの利点があります」。　

「例えば、特定のパターンや箔、大面積の箔押しや微細な加工が可能です。今までは大きな課題となっていましたが、MGIの技術を使えば、これまで提供できなかった製品を提供できるようになるでしょう」。

「MGIプレスを使うことで、テストランや試作がとても簡単になりました。今までは金型を発注する必要があるので、リードタイムが必要でした。MGIプレスではCMYKファイルとTIFFファイルがあれば、一点ものの試作品を作ることができるのです」。

「従来の箔押しマシンは量産用に設計されています。そのため、セットアップにオペレーターが必要となり、時間とコストがかかってしまうのです。しかし、MGIプレスでは、1回限りのものを最大20分で仕上げることができます」。

「試作品を作ることができることは、私たちにとって強力なマーケティングツールになります。お客様に最終製品がどのようなものかをお見せすることができる一点ものの製品を作ることができるということは、現在のビジネスにおいて非常に有利になります」。

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For more info http://www.mgi-fr.com