フランスのエタップ・グループはニス仕上げ加工機JETvarnish3D Oneに投資しました。
2022-01-20 :MGI事例紹介(グラフライン2020年記事引用)
エタップ印刷は大判印刷に投資した後、JETvarnish3D Oneを加えて後処理工程を完成させ、100%統合された仕上げ加工工場を持つようになりました。
Ethap Groupエタップグループ概要
エタップ・グループ
エタップ・グループはフランス北部ノール県ドゥエー近郊の町グネンにあります。1988年に設立され、障害者が働ける作業場を提供している団体です。生活上の事故によって通常の労働環境に溶け込めなくなった従業員を雇用し、また再就職先を見つけることを主な目的としています。
現在、エタップ・グループには、各人の経験に合わせて、さまざまな職種があります。印刷、建設、ルート案内、緑地、ELISEフランチャイズによるリサイクルなど、さまざまなサービスを提供しています。印刷部門であるエタップ印刷はあらゆる印刷作業、チラシ、ポスター、名刺、書籍、パンフレット、告知物などを、金箔等の箔押し、部分ニス、ラミネート、カッティングなどの付加価値を加えて提供しています。グラフィックスタジオと総合仕上げ工房を併設しています。
3D厚盛ニスのソルーション
2020年3月に大判の設備に投資し、サイネージや看板の品質と納期を保証できるようになったエタップ印刷は、更に3D部分ニスを加えて仕上げサービスを完成させ、100%統合された印刷後加工工場とすることにしました。
「3Dニス のソリューションが足りなかった! それが今、実現しました」と、エタップ印刷のコミュニティ・マネージャー、フランソワ・トリネル氏が話しています。このソルーションの入札を落札したのは、エタップ印刷が既に2台のデジタル印刷機でパートナーとなっているコニカミノルタのMGI JETvarnish 3D Oneでした。
「コニカミノルタで何度もテストした結果、デジタル箔押しのi-Foilユニットを採用するのは必要ないと判断しました。なぜなら、私たちのラミネート機GMP Q-topic 380では、すでに平面の箔押し加工が可能で、MGI JETvernish 3D Oneの3Dニスによるレリーフ加工と組み合わせることで、エンボス箔仕上げができるからです」とフランソワ・トリネル氏は説明しています。
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For more info http://www.mgi-fr.com