ブルガリアのReBrand社はMGI JETVARNISH 3DSで新しい地平を切り開いています。

2023-03-02 ：MGIケーススタディ紹介（コニカミノルタ欧州サクセスストーリー引用)

MGIとコニカミノルタが、ReBrand社のクライアントにデジタルタッチを追加

ReBrand社概要

所在地：ブルガリア、ソフィア

業種：大判プリント

設立： 2007年

MGI JETvarnish 3DS設置：　2020年

ReBrand社

大判プリントの会社であるReBrand社は、内装や外装のブランディングマテリアルの制作と施工を専門としています。2007年に事業を開始。以来、日常的なものから複雑で要求の厳しいものまで、あらゆる種類と規模のプロジェクトを実現してきました。

ReBrand社は広告商品・サービスの提供サイクルを完結させることを目的としたグループ会社の一部でデザインから制作・仕上げ、納品・設置までを担当しています。また、新たなブランドやWebサイトによるサービスの差別化も、ポートフォリオの拡大戦略の一環として行っています。

オーナーのMladen Marinov氏とLyubomir Nikolov氏は広告業界で働いていますが、過去に顧客に高品質の製品を提供するための生産管理の面で困難に直面し、自ら印刷の世界に参入することを決めました。ReBrand社のマネージングディレクターであるMladen Marinov氏は、「私たちの目標は、パートナーや顧客に対して非常に忠実で公正であることです」と語ります。

ReBrand社事例紹介2 — Mladen Marinov氏とLyubomir Nikolov氏

この努力こそが、彼らを成功への道へと導くのです。グループ各社は、数々の技術やソフトウェアソリューション、そして教育やトレーニングを通じて従業員の資質や経験を高めるために、常に開発・投資を行っています。また、各社は革新的なアプローチで、顧客に提供する製品やサービスのポートフォリオを開発しています。ReBrand社の成功の鍵は、顧客との約束を果たすこと、そして従業員を大切にすることです。

「MGI JetVarnish 3DSの設置に関連した共同プロジェクトのおかげで、私たちは頼りになるパートナーを見つけました。機械に通す必要がある、より複雑で型破りな注文の場合でも、コニカミノルタブルガリアの専門家チームは、常に我々をサポートしてくれます」。

ReBrand社とコニカミノルタブルガリアのパートナーシップ

ReBrand社は、革新的なソリューションを提供するために、生産現場で使用される機械の多様化・充実化を常に模索しています。ReBrand社は、小ロット、カスタマイズ、短納期、準備時間の必要ない使い勝手の良い印刷機という特徴を持つデジタル印刷の分野に参入し、変革の道を歩んでいます。デジタルソリューションにより、ReBrand社は新しい市場セグメントに参入し、その結果、新しい顧客を獲得することができるのです。

コニカミノルタブルガリアからMGI技術で加飾したサンプルを見せられ、ReBrand社のマネージングディレクターはMGI技術に興味を持ちました。

デジタルプリントソリューションプロジェクトは、デジタル技術によるプリント加飾プロジェクトに発展しました。コニカミノルタブルガリアのリニューアルしたショールームで、2回のデモンストレーションを実施しました。この技術の利点を知ったReBrand社は、MGI JetVarnish 3DSに投資することを決定しました。

コニカミノルタブルガリアは、機器の納入に先立ち、設置前の分析・コンサルティングをReBrand社と行い、1ヶ月以上にわたる従業員研修も実施しました。現地での準備とフォローアップコンサルティングはReBrand社の社長にとってコニカミノルタブルガリアが重要なパートナーであることを確信させる更なる証拠となりました。また、共同パートナーシップのアプローチによるサポートは、ReBrad社にとって、話し合いで合意されたことはすべて時間通りに、品質と配慮をもって実現されるという自信にもつながりました。各ステップにおいて、次のステップとそれに対応する責任が明確に定義されていました。

コニカミノルタブルガリアの顧客志向のアプローチは、コンサルティング、サービスサポート、カスタマーケアが常に保証されているという安心感をReBrand社に与えてくれました。コニカミノルタブルガリアの訓練を受けた専門家チームは、購入と設置の間だけでなく、その後もReBrand社に同行しました。

MGI JETvarnish 3DS技術によるデジタルリキッドフォイルのポテンシャルを見る

デジタルリキッドフォイルは、MGI JETvarnish 3DSの効果によるサービスの統一名称です。ReBrand社はプロとして、日々MGI技術のメリットを最大限に活用しています。MGI JETvarnish 3DS は、箔押しやニス引きに限らず、ReBrand 社に素晴らしい結果をもたらしてくれます。

ReBrand社のチームはMGI JETvarnish 3DS を使用して、プリントにニスや箔を塗ることのポイントを捉えました。「“デジタルリキッドフォイル “で仕上げると、製品は何倍も美しく力強いものになりますが、これはニスや箔を正しい方法で使ってこそ起こることです。広告には、何事も終わりがあってはいけません。ほどほどに、そして高度に意図的に行わなければならないのです」。

また、機械オペレーターだけでなく、デザイナーやプリプレスチームも箔やニスのマスクファイルを作成するためのトレーニングを受けることが重要です。

「デジタルリキッドフォイルの最高の宣伝方法は、実物のサンプルを見せることです。どんな写真やビデオも、MGIの仕上げ技術を使ったときの手触りや光の効果を伝えることはできません」と、マリノフ氏は確信しています。

コニカミノルタブルガリアとReBrand社のパートナーシップにより、高級パッケージ、雑誌、招待状、カード、パンフレット、ポスターなどを制作できるようになりました。ReBrand社は、使用する機械群にMGIを含めることを決定してから2年後の今、この投資に満足しています。「MGI JETvarnish 3DSのアップグレードを検討するつもりです。より大きなフォーマットは、大規模なプロジェクトにおいてより多くの選択肢をもたらすでしょう」とマリノフ氏は言います。「MGIは我々のサービスの質を変え、デジタル印刷の足りない部分を補い、我々が最高レベルに達するのを助けてくれました」。

課題