ブルガリアで初めて導入されたデジタルMGI JETvarnish 3D Evolutionは、すでにライトパック社で活躍しています!

2023-10-19:デジタル加飾事例紹介(コニカミノルタ・ブルガリアニュース記事引用) 

ブルガリア初の革新的なデジタル加飾機によるグリーン投資:MGI JETvernish 3D Evoは顧客に付加価値を提供するだけではなく、エコロジカルでクリーンな印刷を提供します。

ライトパック印刷(Right Pack Printing)社概要

所在地:ブルガリア中部アセノヴグラト

業種: パッケージ印刷

設立: 2006年

MGI JETvarnish 3D Evo設置:2022年

Right Pack社紹介4

ライトパック印刷の歴史

ライトパック印刷社は、2006年にオーストリアの印刷グループRATT GmbHの一部として設立されました。これにより同社は最高のスペシャリストと協力し重要なノウハウを蓄積すると共に、世界中の要求の厳しい顧客の注文に応えることができるようになり、中央ヨーロッパで最も革新的かつ効率的なパッケージング印刷会社となりました。

2013年、蓄積された経験とロイヤル顧客を基に、ライトパック印刷社は独立企業として発展し続けることを決断しました。アセノブグラドに生産・倉庫拠点を構え、3つの生産ライン、幅広い仕上げ作業、高効率のERPシステムを導入しました。競争力と作業効率を高めるため、いくつかのユーロプロジェクトを実施し、マシンパークを充実させました。

ISO 9001:2015、ISO 14001:2015、FSC CoC®規格の認証を取得し、プロフェッショナルで意欲的な従業員チームを構築しました。その結果、ライトパック印刷社はパッケージ印刷のすべてのプロセスの制御を確保し、完全なクローズドサイクルを提供できるようになりました。

Right Pack社紹介1

MGI JETvarnish 3D Evoの導入

ライトパック社のマネージャー、ディミトロフ氏は こう言っています。「ビジネスはスポーツに似ています。明確な戦略、明確に定義されたポジショニング、参加者間の完璧な相互作用、そして技術的な完璧主義を兼ね備えています。私たちライトパック社は未来に目を向け、市場の発展、顧客のニーズ、技術基盤の開発の必要性を予測し、専門家チームの資格向上に努めています」。

顧客に新たな機会を提供することを使命とする同社は、印刷製品に付加価値を与えるソリューションへの投資を決定し、ブルガリアで初めてMGI JETvarnish 3D Evolutionを導入した印刷会社となりました。この機械は、ノルウェー金融メカニズム2014-2021の「ビジネス開発、イノベーション、中小企業」プログラムの優先分野「グリーン産業のためのイノベーション」(小規模補助金スキーム)内の資金援助によるプロジェクト「エコパックへの道」の下で導入されました。設置は無事終了し、専門的な訓練を受けたスペシャリストによるプリプレス部門と営業部門のトレーニングが行われ、ライトパック社はすでにパッケージ用途のパーソナライズされた小・中ロット・ロングランの分野で新たな地平を切り開いています。

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ライトパック社に導入されたデジタル加飾システムMGI JETvarnish 3D Evolution

MGI JETvarnish 3D Evolutionは、世界初のデジタル加飾印刷用スケーラブルシートマシンです。2D部分ニス、3Dエンボスニス、ニスの厚みが異なるテクスチャー、エンボスフィルムなどを、基材を1回通過させるだけで、画像、テキスト、その他のデザイン要素をデジタル加飾できるように設計されています。このシステムにより、フィルム、型、スクリーンが不要になり、数枚から数千枚の印刷物にニスや箔を施すことができます。

JETvarnish 3D Evolution (Evo)は、デジタルおよびオフセット印刷会社に、あらゆる生産環境と印刷後のアプリケーションを提供するアップグレード可能なソリューションを提供します。このシステムは、1時間当たりB2(52 x 74 cm)で最大4065枚の高いスループットを提供します。MGI JetVarnish Evoでは、生産が同様のニーズに達した場合、いつでも70 x 100 cmのフォーマットにアップグレードできるオプションがあり、この柔軟性により、急成長する市場で最も要求の厳しい印刷工場でもダイナミックなパフォーマンスが保証されます。JETvarnish 3D Evoは、さらなる付加価値と官能的なユーザー体験を提供します。100%デジタル技術により、迅速なサンプル作成、短期間での柔軟なカスタマイズ、可変データを使用した最終製品のテキストやグラフィックのカスタマイズが可能です。MGI JetVarnish Evo 52の7ミクロンから232ミクロンまでの素晴らしい範囲での正確なニスコーティングは、実績のあるコニカミノルタのプリントヘッドに委ねられており、完璧なレジストリのために、オペレーターはAISスキャナーを全面的に信頼することができます。また、これは最も好まれるフォーマットの一つであるため、パレットフィーダーやメディアスタッカーを装備するオプションがあり、産業グレードの機械でさらに便利で効率的な作業ができます。

この技術のこれらすべての利点は、ライトパック社に新たな方向への可能性を引き出す機会を提供しています。また実績のあるこの印刷会社は、顧客にさらに大きな付加価値を提供することができ、これは紛れもない競争上の優位性となっています。

オリジナルの記事はこちら

(以下ライトパック社のブログから引用)

ブルガリア初の革新的なデジタル加飾機によるグリーン投資

JETvernish 3D Evoへの投資は、プロジェクト「エコパックへの道」の実施と、「ノルウェー金融メカニズム-2014-2021」の資金援助により、「ビジネス開発・イノベーション・中小企業」プログラムの優先分野「グリーン産業のためのイノベーション」内で実現されました。

MGI JETVARNISH 3D EVOLUTIONはなぜグリーンマシンなのか?

● オペレーターのセットアップ時間を80%以上削減し、無駄を省きます。

– 簡単で自動的な「スキャンと登録」セットアッププロセスにより、ワークフロー内での迅速でシームレスな統合を可能にします。

– 従来のUVシステムと比較して、エネルギー消費を抑えながらUV保護を向上。その結果、エネルギー消費量が削減され、CO2排出量の削減につながります。

– 排出物、紙、その他の資源を節約できます。準備、版(オフセット)、スクリーン(スクリーン印刷)、金型(箔押し)、無駄(電気、紙、ニス、時間)がありません。

● 生産性の向上、エネルギーと時間の節約 – ジョブ間のクリーニング工程が不要(インクジェットヘッド自動クリーニングシステム)。

● 環境への影響 – 消耗品の消費を削減(多くのプラスチックを使用しない)、石油を原料とする消耗品を削減。再生紙の使用を促進。

新技術導入による経済効果

年間売上高の増加が見込まれる: 2024年末時点で、基準年(2020年)比32%増。

営業利益の増加見込み:基準年(2020年)と比べ、2024年末には24%増加。

予想雇用創出数: 3.

オリジナルのブログ記事はこちら

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