米国ハリス＆ブルーノ・インターナショナル社、ZRXでデジタル加飾市場への参入を発表

2023-12-20 ：デジタル加飾業界情報（H&Bインターナショナル社プレスリリース引用)

デジタル加飾業界のホットニュースをお届けします：

ZRXは、ラミネート工程を必要とせず、これまで困難であったコート紙と非コート紙の両方への加飾を可能にする、業界のゲームチェンジャーです。

The Harris & Bruno ZRX

2023年11月30日木曜日

発行元のプレスリリース

米国カリフォルニア州ローズヴィル – 高品質のコーティング装置で有名なハリス＆ブルーノ・インターナショナル社は、ZRXによるデジタル加飾市場への画期的な進出を誇らしげに発表しました。この革新的な製品は、アナログとデジタルの技術を単一のB1プラットフォーム上で組み合わせることにより、デジタル加飾技術における革命的な進歩を意味します。

ニック・ブルーノ社長は意気込みを語りました：「ZRXでデジタル加飾市場に参入できることを非常に嬉しく思います。この一歩は、当社の革新へのコミットメントと、堅実で信頼性の高いマシンを製造してきたという評判の証です。ZRXは単なる新製品ではなく、これまで困難であったコート紙と非コート紙の両方への加飾を可能にする、業界のゲームチェンジャーです」。

信頼性の高いH&Bチャンバーアニロックスシステムと最先端のデジタルインクジェットテクノロジーを組み合わせることで、ZRXは非コートメディアへのシームレスなシングルパス加飾プロセスを可能にし、業界に新たな基準を打ち立てました。

ZRXのもう一つの大きな利点は、使い捨てプラスチックに対する世界的な反発の高まりに対応し、ラミネート工程を省いたことです。ZRXは、長くてコストのかかるラミネート工程を必要とせず、消費者の嗜好に沿って環境問題に対応しつつ優れた加飾を可能にします。

ZRXを使用することで、フラッドコーティング（全面ニス）、デジタルスポットコーティング（部分ニス）、箔押しのすべてをワンパスで行うことができ、加飾工程にかかる時間と複雑さを軽減することができます。この技術革新により、異なる機械間でシートを移動させる必要がなくなり、大幅な時間節約と業務効率化につながります。

ZRXとその性能の詳細については、harris-bruno.com/zrxをご覧ください。ハリス＆ブルーノ・インターナショナル社は、来るDRUPA 2024イベントのホール16、H&Bブース16D03にてZRXをお披露目致します。是非ご来訪下さい。

[ 以下harris-bruno.com/zrxサイト記事から ]

デジタル加飾｜非塗工メディア

ZRXは、有名なH&Bチャンバー・アニロックス・システムと業界をリードするインクジェット・テクノロジーを組み合わせた初めての製品で、非コーテ・メディアにシングルパスでデジタル加飾を施すという新しい波をもたらしました。

ステップ1：フラッドコート（全面ニス）

シートにAQまたはUVコーティングを施し、平滑な表面を作ります。マット、ソフトタッチ、カラーシフトなど、さまざまな効果を選択することで、次のトップレイヤーの装飾を引き立てることができます。この工程により、環境にはやさしくない高価なラミネート加工が不要になります。

ステップ2：スポットコーティング（部分ニス）

業界をリードするデジタル・インクジェット技術を使って、デジタル・スポット・コーティングを施し、フラットとタクタイル（触感仕上げ）の両方の効果を生み出します。印刷物に命を吹き込み、目立つことでターゲットとなる読者を引き付けます。バリアブルデータももちろん問題ありません。バリアブルデータを加飾して、顧客体験をさらに向上させましょう。