MGIデジタルテクノロジー社は自己粘着ラベルの後加工機でインダストリー5.0を実現

2023-10-26 ：デジタル加飾業界情報（MGI Press Release引用)

MGI社はLABELEXPO EUROPE 2023で、市場でもユニークな100％デジタルの自己粘着ラベル仕上げ＆型抜きシステムを発表しました。

ブリュッセルで2023年9月11日から14日まで開催された国際粘着ラベル展は、MGIにとって、インダストリー5.0戦略に完全に合致するJETvarnish 3D Web 400とOctopusの2つの主要なイノベーションにより、印刷後加工市場におけるロールtoロール・デジタル技術のリーダーシップを強化する機会となりました。

LABELEXPO EUROPE 2023

Labelexpo Europeは、自己粘着ラベルおよび軟包装市場向けの機器に特化した世界有数の見本市であり、機器メーカーから加工業者まで、業界のあらゆる専門家が2年ごとにブリュッセルに集結します。

2021年と2022年の開催が相次いでキャンセルされた後、2023年の開催が待ち望まれ、700の出展者が参加し、世界中から4万人近い来場者が訪れました。

Labelexpo Europe 2023は、MGIデジタル・テクノロジー社にとって特に重要でした。 JETvarnish 3D Web 400とOctopusは、この分野の製造業者のインダストリー5.0戦略への移行を促進するために設計された2つの主要機器です。

MGI JETvarnish 3D Web 400：4倍の生産性と最初の販売！

JETvarnish 3D Web 400は、市場初のロールtoロール式デジタルフィニッシング印刷機であるJETvarnish 3D Webの後継機で、自己粘着ラベルと軟包装に特化したこの技術の第2世代です。

JETvarnish 3D Web 400は、デジタル100％プロセスにより、フラットまたはレリーフ、固定または可変データで、UV部分ニスおよび箔押しを行います。最大定格速度は25 m/分から50 m/分に向上しました。

JETvarnish 3D Web 400のコンセプト「デジタル・シングルパス」は、MGIが開発した産業用印刷分野における最初のインダストリー5.0プラントであるAlphaJETに直接由来しています。

MGIデジタル・テクノロジー社のエドモンド・アベルゲル社長によると、「このコンセプトは、100％自動化されたデジタル工程を使用し、同じ生産ラインで複雑な工程をワンパスで行い、中間消耗品、溶剤、廃棄物を使用せず、環境への影響を低減するもので、まさに画期的なイノベーションです。人工知能によって制御され、予知保全機能を備えたこのプロセスは、生産性と効率性の関係を最適化し、同時に生産スタッフのパフォーマンスを向上させます」とのことです。

JETvarnish 3D Web 400は、今回のショーにおける主要なイノベーションのひとつであることは明らかです。

このイノベーションは、自己粘着ラベル分野におけるトルコのリーダーの一社である印刷会社Reslan Etiket社（イスタンブールとイズミルに90人の従業員を擁する）に即座にアピールし、MGI-コニカミノルタ・アライアンスのブースに設置されたカメラの前で、コニカミノルタのネットワークからJETvarnish 3D Web 400を購入する署名をしました。