デジタル加飾のデザイン入門編 後編 (YouTubeの抜粋)
2024-04-10 :デジタル加飾情報紹介(MGI JETforce Designer Club Mar. 28, 2024記事引用)
3月28日に開催されたデザイナー・ミートアップ内容紹介の後編です。Taktiful社のMatt Redbear氏が豊富なデザイン例を使って、デジタル加飾の初級者向けにデザインのヒントを説明します。
🚀 ポリマーとニスのテクニックを深く掘り下げ、私たちのデザインワークを向上させる「エンベリッシュメント101(入門編)」に焦点を当てました。マット氏は、少ないニスでの戦略的な使用方法やネガティブ・スペースの創造的な可能性を強調し、知覚価値のあるデザインを生み出すための貴重なヒントを共有しました。
✨ 後編の主なハイライト
・オペレーターができること
・知覚価値
・普通のデザインと好奇心を駆り立てるデザイン
・ニスによるカラーシフト
・エコー印刷
・白地に白 :クリア・オン・ホワイト
・黒地に黒:黒地にクリア
・印刷なしでの加飾
・仕上げ
デジタル加飾で使われる用語
左図で馴染みのない単語はありますか?
・Overlayオーバーレイ:ニスの厚盛で何かをカバーすること。
・Gutterガッター(溝):折り目になっても割れないよう意図的にニスを載せない部分
オペレーターができること
オペレーターは印刷データをプリプレスに戻すことなく、イメージエディターを使ってデザインの拡大・縮小、移動・追加等ができます。 またUVニスの硬化レベル、搬送ベルトのスピード、サクションやスキャン方法を変えたりできます。 マスクレイヤーの作成・修正、マスク要素の追加・消去、マスク範囲の削除・拡大などもできます。
知覚価値
感性に訴えるSpecialで、Upscaleで、Exclusiveで、Elegantで、Excitingで、Luxurousで、FunでFunctionするデザインができます。
CMYKに触感・テキスチャ・掘り・輝き・箔・艶・反射・まぶしさ等を加えることができます。
普通のデザインと好奇心を駆り立てるデザイン
ニスの色
UVニスは透明ですが少し黄味が掛かっています。ニスの厚み、紙のブライトネス・白色度・シェード、ラミネートの有り無し、トナー/インク特性、見る角度、ライト等により色味が変わり幻覚的です。
エコー印刷
周りよりも5%~10%濃い色で印刷した上に部分ニスを載せると、その部分の色合いが濃く見えるようになり、とても品の良いエンボス効果が得られます。
ブラック オン ブラック
非コート紙
カッティング
ガッター(溝)
今回は以上です。
私たちは、このようなセッションをもっとたくさん開催することをお約束します。今後のエンベリッシュメント101のセッションにご期待ください!デザインにおけるテクノロジーとクリエイティビティの交差点を探求していきます。
Matt Redbear
あるいは以下のYouTubeをご覧ください。
### For more info http://www.mgi-fr.com