デジタル加飾の新たな用途:センサリー御朱印 [ 箔押し御朱印 ] その4

2024-01-17 :MGI事例紹介(オリジナル投稿)

前回に引き続き、「センサリー御朱印」の中から最近の事例をいくつか紹介致します。

北澤八幡神社様 特別御朱印『韴霊大刀(フツノミタマ)』(頒布予告)

東京都世田谷区代沢にある北澤八幡神社様の、社宝として秘蔵されている御神刀『韴霊大刀(フツノミタマ)』写の御朱印をセンサリー御朱印でお造りしました。

この刀の全長は69.8センチ。柄の先端に素環頭(そかんとう)という輪があり、刀身は内側に反っていて、角棟平造りで古代の形をよく残しています。中国の漢帝国に由来する「素環頭内反大刀」です。その形は、古代、神そのものとして扱われた刀剣の姿をうかがわせます。

普段は拝見することができない霊剣『韴霊大刀』の存在を広く、よりリアルに伝えるために、多色エンボス箔という特別な手法で御朱印をお造りしました。エンボス感のある銀、緑、赤のメタリックな輝きをご覧ください。『厄を斬ち、運を切り開く』霊剣の雰囲気が伝わりますように。

『韴霊大刀』御朱印の頒布は2024年3月からの予定です(頒布予告)。

居木神社様『2024年1月限定特別御朱印(昇り龍と降り龍)』

センサリー御朱印事例14

東京都品川区大崎にある居木神社様が2024年1月から授与を開始した『「2024年1月限定特別御朱印(昇り龍と降り龍)」』をセンサリー御朱印でお造りいたしました。

センサリー御朱印事例3

こちらの御朱印は居木神社の巫女様が描いた龍のイラストに、エンボス金箔を加えて仕上げました。新年の干支「辰」= 龍は古来より中国で権力の象徴とされ、縁起の良い生き物とされています。その干支「辰」にちなんだ「昇り龍と降り龍」が題材の、幻想的でファンタスティックなイラストを基に、おめでたい新年をお祝いし、また飛躍の年を祈念するにふさわしい御朱印として仕上げました。

センサリー御朱印事例4

菊名神社様『秋の福拾い御朱印』『年越大祓御朱印』

センサリー御朱印事例12

神奈川県横浜市菊名の菊名神社様の限定御朱印『秋の福拾い御朱印』『年越大祓御朱印』をセンサリー御朱印でお作りいたしました。

こちらの御朱印には和紙調のタック紙(裏面糊付のラベル紙)を使用しています。用紙が薄いため下になった文字や図柄が透けて見える特徴を活かし、透かし御朱印としてご使用頂いています。菊名神社様では御朱印帳に神社名と朱の社印を押し、日付を書き入れた上にこの御朱印を重ね、「透かし御朱印」として頒布し人気となっています。手間暇を厭わず一つ一つお造りし参拝の皆様にお渡ししており、とてもご利益がある御朱印と感じます。

センサリー御朱印事例6
透かし効果のある和紙調シール
センサリー御朱印事例1
透かし効果のある和紙調シール

以前のセンサリー御朱印事例については以下の記事をご参照ください。

センサリー御朱印その1 

センサリー御朱印その2 

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